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不思議な力
店長情報 › 不思議な力 › 2016年03月31日

2016年03月31日

タンス

「なんで俺ここにいるんや?」
男は白い建物の中の白い部屋のベッドに横たわりながら、白い天井を見つめていった。

それは数日前だった。母親はいつもの通り、商店街で買い物を楽しんでいた。いや、唯一の楽しみが商店街での買い物v面方法だった。
買い物が終わると、母親は「はぁ」っと深いため息をついた。
頑張らなければならないことはよくわかっていた。
しかし、頑張れば頑張るほど自分を追い込んでいくこともわかっていたのだ。

母親は自転車に乗ると自宅へ向かって走り出した。
商店街から自宅までは自転車で10分ほどである。だが、母親にとっては時に長く、時に長い10分でもあった。
「いつまでこんな生活が続くのかしら」
母親は自転車をこぎながら意識することの自助宴會ない言葉を発した。

自宅へ戻ってくると、商店街で買った野菜などを冷蔵庫へ入れた。
そのとき、2階から物音が聞こえた。
母親は、2階へと上がる階段をゆっくりのぼっていくと、部屋のドアの前で止まった。
そして、大きく深呼吸をして部屋の中へ入った。

「え?」
母親は自分の目を疑った。その部屋は息子の部屋だった。息子とは言ってもすでに20歳をむかえている成人である。
だが、この1年、息子の様子がおかしかった。それが母親の財經股票精神をおかしくする原因であった。
息子は、タンスの前でぶつぶつ言いながら踊っていた。

この瞬間、母親は決心をしたのだった。  


Posted by 不思議な力 at 11:12Comments(0)