QRコード
QRCODE

店長情報 トップページ
店長情報

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
不思議な力
店長情報 › 不思議な力 › ある陰陽師の出来事

2016年07月21日

ある陰陽師の出来事

我が祖先は、かの有名な安倍晴明のいとこにして、晴明以上の才能を持つと称された安倍曇暗(どんあん)である。それゆえに、我が一族は代々高い陰陽師の能力を受け継いできた。当然、かく言う我自身も、京ではよく知られた名高い陰陽師なのである。

さて、我は一昨年、さらなる見聞を広め、陰陽道の銅鑼灣 Hair salon修業をしつつ、その技をもって世に役立たんと欲し、生まれ育った京をはなれ、諸国をめぐる旅に出た。
旅先では、様々な妖(あやかし)のたぐいと出会い、それらをことごとく退治して参ったのだが、先日、その旅の道中で、気になる噂を耳にした。
なんでも、近隣の村の農家で、その飼い犬が『ココホレワンワン』と鳴くという。その鳴き声が気になった農家の主が、その場所を掘ると、あら不思議、大判小判がザクザクと出てきたという。
我はその話を耳にしてピンときた。その犬は普通の犬ではなく、必ずや妖怪変化のたぐいに違いないと。

早速、その噂の集落を探り当てて乗りこみ、その農家の隣家に一人住む後家に金をつかませて、投宿することができた。
我が到着したとき、たしかに、この集落には妖気が満ち溢れている。しかも、その中心は隣家の農家のようだ。
それからしばらくの間、それとなく隣家の様子を観察してみれば、犬が庭の銅鑼灣 Hair salon隅で『ココホレワンワン』と鳴いている。早速、隣家の主がその場所を鍬で掘り返してみると、金銀財宝がザックザック。いや、おそらく、陰陽師の霊力を持たないものには、そう見えているのであろう。高い霊力を持つ我の眼にはそうは映っていないのだが。

隣家の庭に集まってその様子を見守っていた村人たちも目を輝かせ、隣家の主が気前よく分け与える掘り出したばかりの財宝をそれぞれに持ち帰っていった。
だが、待て。それは、本物の金銀財宝なんかではない。妖の妖術で目くらましをかけられているのだ。それはただのゴミあくたでしかない。なんの価値もないものだ。
我は村人全員にそう教えたのだが、隣家の主を含め誰一人、我の話に耳を傾けようとはしなかった。
どうやら、隣家の主だけでなく、この集落の村人みなが、この妖の犬に騙されている様子だった。これは早くこやつを退治しなければ、やがては、この集落全体が妖気に飲み込まれ、人々が生きながら朽ちていくことになるだろう。
ひしひしとした危機を感じた我は、一刻の猶予もなく行動に移すことにした。

まずは、隣家の主に言葉巧みにとりいり、犬を借り受けることに成功した。
隣家より借りてきた犬め、まさか、我が高い霊力をもつ陰陽師とは気が付かないようで、借りてきたその日に、もう庭先で『ココホレワンワン』と鳴きだす。

だが、もちろん、九字を切り、刀印を結んで、霊力を高めた我の高濃度精華液眼をごまかすなど到底できるものではない。必然、掘り出したものは、ただのゴミやあくたばかり。我が投宿しているこの家の後家は掘り出したものに目を輝かせていたが、我が霊力を込めた護符を施せば、たちまちその目くらましも消え去り、本来の姿が露わになる。
「悪霊退散、ノーマク、サンマンダーバーザラダン――」


Posted by 不思議な力 at 11:24│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。